煙草のない生活
禁煙してからどのくらいになったのか、いちいちカレンダーを見ながら計算するのも億劫なので、
だいたい半年以上が過ぎた、という程度で良いかと思う。
子供の高校へ風邪で欠席する旨をスマホの登録番号から電話を済ませて
「本当に病んでいるのは、どこなのか」など、あまり真剣に考えないように
どうでも良いことに気持ちをすりかえてみたりする。
昨日の仕事がキツかったせいで、とっくに正午過ぎの未だに
まだ昨日の仕事のメイクも落とさず
昨夜は、Tシャツにジーンズのまま寝て、スキニーは楽だな、など
自分の怠惰さを履いているものの機能のせいにして自分に言い訳をしている。
今日の深夜入りの仕事まで、古いホームページの記事でもいじって時間を潰そうかと
抜いてあったHDDのケーブルをパソコンの背面にあるジャックに差し込んだ。
外付けが多過ぎて外していたHDDのものだ。
iPhone、マウス、HDD、ペンタブ用パッド。
ハブのジャック数が足りず、いつも数個のHDDを外している。
もっとジャック数の多いハブを買おうかとAmazonで検索をするけれど、
そのたびに、おすすめ商品で表示される他の商品を見始めてしまって中途半端になり
未だに肝心のジャック数の多いハブは買えていない。
最近すっかり気に入ってしまい、エンドレスで聴いている「U2のThe Troubles」。
今日も こればかり、ずっと繰り返しBGMにしてパソコンに向かっている。
接続したHDDに押し込んだ昔のファイルを古いバージョンのホームページビルダーで開いて
もう一度、再編集して別アカウントを使ってアップしなおそうかと
しばらく懐かしいテンプレートに文章を入れたり消したり移動したりしながら
実は、もう何年も同じことを繰り返しては、結局止めているのはなぜだろうと思う。
せっかく消した自分の過去を、また掘り起こそうとしているのが情けないのか
誰かに、それが自分であったことを知られることが恐ろしいのか
そのあたりは、何が本当の気持ちなのかは、その時によって違うし、あまり考えたくもない。
いつか、このブログの存在を誰かが知ることになるかもしれない。
それを望んで書いているワケだけれど、おそらく一番気付いて欲しい人間は
永遠に、このブログの存在に気付くことはないだろうな、と思う。
このブログは、投稿降順に表示されるように設定してみた。
小説のように読み進んで欲しいから。
昔のホームページを開いていたら、急に煙草が欲しくなった。
もう、煙草の気配がするだけで吐き気がするほどの煙草嫌いになった自分なのに
急に煙草が恋しくなったのは、たぶん過去の一連の修正の記憶が、
まだ脳のどこかに残っていたせいだろうと思う。
パソコンに向かってホームページを編集する、表示して確認する、
サーバーへのアップロード待ちをしながら、完了したことへの満足の一服。
この流れが、まだ体に残っているのだろう。
ヘビースモーカー歴30年以上。
そう簡単に体に染みついた記憶が消える筈はない。
PR
